いや〜チャンピオンズリーグ決勝は2年前と同じ顔合わせになりましたね。
今回はそのCL決勝、「
イスタンブールの奇跡」を動画で振り返ってみます。
思い出していただきましょう。あの2年前のリバプールの大逆転劇を!
この年のチャンピオンズリーグ、本命と見られていたバルセロナが決勝トーナメント1回戦でチェルシーと激突、1st legは2−1でバルサ、2nd legは2−4でチェルシーが勝ちというすごい試合もありました。
これで勢いに乗ったチェルシーが決勝まで行くのかと思いきや、今年と同じように準決勝でリヴァプールに敗れます。
もう一方のブロックを勝ち上がってきたミランもこの年スクデッドを逃し、準決勝のPSV戦なんかも第1戦2−0と勝ったものの、第2戦は1−3と大苦戦。なんとかアウェーゴール差で決勝へと進出しきたという感じ。
リヴァプールとミラン、この両チームで欧州最強のクラブチームの座を争うというこの決勝戦は戦前そこまで興味をひくものではありませんでした。
さてこの試合、あなたならまずどの"シーン"を思い出しますか?
「試合開始早々の1分、セットプレーからマルディーニのゴールでミランが先制」した場面。
「前半39分にカカがドリブルで持ち上がり、右サイドのチェフチェンコへ。
これを中に折り返して、クレスポが決め2−0。」とした場面。
「さらに前半終了間際にもカカからクレスポへ素晴らしいスルーが通り、
クレスポが突進してくるGKドゥデクの頭を越すループを決め3−0!」となった場面。
これら前半のミランのすばらしいゴールシーンは
もはや記憶から薄れてしまってますね^^;
しかし、3−0となった時点で、
「終わった・・・」
そんな思いでテレビ観戦していた自分を今でもはっきりと覚えています。
たぶん、ほとんどの人がそう思ったでしょう。もしかしたらスタジアムで応援していた生粋のレッズサポーターさえもそうだったかもしれません。
ところが・・・です!
後半11分、リーセのなんでもないクロスを頭で合わせたゴールを決めた男が試合の流れをガラッと変えてしまうわけです。
そうです!
あなたが思い出したシーンはこれじゃないでしょうか?
じぇらぁぁぁーど!!
彼の魂のゴールとも言えるヘッディングシュートが決まり、1−3。
「試合はこれからだ!」
と言わんばかりに両手を挙げて観客やチームメイトを鼓舞するジェラード。
ご存知のように、ここからわずか6分間でリヴァプールは3−3の同点に追いつくわけですが、考えてみたら、もしあのままリヴァプールが負けていたら、ジェラードのゴールもそこまで賞賛されるものではないでしょう。
実際、そのときにこのゴールが後の大逆転につながるなんて思ってもみなかったことでした。
後から思い出すとあのゴールが勝負を変えた・・・
そんなスーパーゴールがこのジェラードのゴールと言えます。
written by yasutaka
追伸1
リヴァプールの2点目はスミチェルのミドル。3点目はジェラードがエリア内で倒され得たPK、シャビ・アロンソが1度GKに弾かれながらもリバウンドを押し込んだもの。
追伸2
この試合のハイライト動画(4分47秒)は→
こちら
追伸3
あなたがパッと思い出したシーンなどあれば、気軽にコメントくださいw