わたくしOhtsukaがお送りしてまいりました94年ワールドカップバッジョ特集もとうとう最終回となりました。
順番がおかしくなってしまいましたが、動画がこれしかなかったので最終回は総集編を含めての紹介です!
まずは今回の主役、W杯決勝トーナメント1回戦、ナイジェリア戦での延長戦のPKです。
(動画5:53〜)
PKなんてスーパープレイじゃないよなんて声も聞こえてきそうですが、実はそのPKを取るきっかけとなったバッジョのパスを紹介したかったのです。
左サイドバックのアントニオ・ベナリーヴォがペナルティエリアのかどでパスを受けたところになぜかバッジョが近寄っていき、そこでスイッチ。
直後ベナリーヴォは縦にダッシュしたとき事件は起きました。
なんですかこのパスは!?
疲れている中でのロベルト・バッジョ、体力はなくとも
頭を使えばこんなスーパープレイができるといういいお手本ですね。
まさにファンタジーの世界。
PKもポストに当たってのここしかないというゴール。
このときはバッジョ本人も決勝であんなことが起きるとは思ってもいなかったでしょう・・・。
ここからは総集編ということで、紹介していきたいと思います。
まずこんな素晴らしい動画を作った中国(!?)のTV局に感謝!
そしてそれを投稿してくれたあなたにも感謝です(笑)
初戦のアイルランド戦を落としたイタリアは、続くノルウェー戦に辛うじて勝利します。ジュゼッペ・シニョーリの放った正確なフリーキックをMF、ディノ・バッジョの頭がジャストミートでとらえ、決勝ゴールを決めました。
(動画8:39〜)
動画だいぶひっぱってますね(笑)
この試合で特に印象に残っているのは、ペナルティーエリア外での故意のハンドの反則をしたGKジャンルカ・パリュウカが退場処分となった際、アリゴ・サッキ監督が控えGKルカ・マルケジャーニの投入のためにバッジョをベンチに下げたことです(試合開始からわずか20分たらず)。
このとき、バッジョはサッキに対して「狂っている」と漏らしたらしいです。
その後のバッジョのコメント↓
「それは、彼の戦術に対してでなく前日に2人で話し合った事と違う事をサッキ監督が行ったため。その内容は、サッキ監督と私だけの秘密。交代させられた事に怒って言ったのではない。サッキ監督の、戦術には 100% 納得しています」
一次リーグ最終戦、ACミランのストライカー、ダニエレ・マッサーロが後半から投入され先制点をあげるも、試合は引き分けで終了する。
(動画7:38〜)
そしてイタリアはかろうじて決勝トーナメント進出。
次は以前紹介した
バッジオの値千金ゴールです。
(動画6:44〜)
これを見ると(特にゴール裏からのアングル)よりここしかないというコースだというのがわかりますね!
次は上記のあのゴール!
準々決勝スペインはディノ・バッジョの25ヤードの距離から強烈な一撃で先制。
(動画4:46〜)
このゴールもうまくアウトにかけたシュートで、相当凄いですね!!
そして
バッジオの終了間際のゴール!
(動画3:57〜)
この動画だと以前の記事で書いていたボールを奪うところからのカウンターを丸々見ることができますね。
よく見てみると、ボールを奪ってからパスは4本、しかもほぼ3タッチ以内でパスを出しています。凄い!!
準決勝ブルガリア戦。
お洒落!!!ブルガリアの出鼻を挫くバッジオ1点目
(動画2:30〜)
ナイスコンビ!バッジオ&アルベルティーニ
(動画1:44〜)
サッキ監督も大喜びですね(笑)
そして決勝戦、こちらはみなさんよくご存知度と思います。
ほんとに劇的な終わり方でした。。
ということでバッジョ特集はいかがでしたでしょうか。
気軽に感想などコメントしていただけるとうれしいです。
ジダンのバッジョに対するコメント
「世界でイタリアだけが唯一、彼をNo.1だと認めなかった」(Wikipediaより)
では最後に、ロビーの名言。
・
「私の唯一知っているドーピングは、努力だけだ」
(アメリカW杯開催中、コカインの使用がばれて大会から追放されたマラドーナについての質問に対して)
・
「今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない」
written by Ohtsuka